カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

生活

「昔の生活:毎日が屋内キャンプ」~モノによってもたらされる幸せ④

母の第2のひと世代(30歳~60歳)、 その大きな変化を知るために、まず世代の始まり部分を見てみよう。 それは私が5歳くらいまでの時期の、 日本の田舎にありがちな風景なのだが・・・。 という話。 (写真:フォトAC) 【アウトドアの何がいいの?…

「母さんは川へ洗濯に、子どもたちは風呂に水を運んで」~モノによってもたらされる幸せ③

二世代(60年)遡るとこの国の中に別の世界が現れる。 若い人たちは親である私たちの世代までしか知らないだろうが、 もう一つ上の人々、祖母たちが働き盛りだったころは、 半ば江戸・明治期と変わりないところから、生活を始めていたのだ。 という話。 (…

「娘と私と母の世代の物語」~モノによってもたらされる幸せ②

30年を1単位と考える「世代」。 それを基準に私たちの育ってきた世代、娘たちの育ってきた世代、 そして母たちの育った世代を見比べると, 意外なものが見えてくる。 という話。 (写真:フォトAC) 【世代】 「世代」という言葉は「ゆとり世代」とか「…

「瞬間湯沸かし器と電子レンジの生活革命」~モノによってもたらされる幸せ①

娘からドラム式の洗濯機を買ったら生活が天国のようになった、 と連絡があった。 モノによってもたらされる幸福というのが確かにある。 私の場合、それは「瞬間湯沸かし器」と「電子レンジ」だった。 という話。 (写真:フォトAC) 【シーナ、舞い上がる…

「数字とグラフのマジック・より苦難の道を歩む国々」~新型コロナのデータに見る世界の今⑥

数字は客観的なものだから間違いを犯さないと思われがちだが、 実はさまざまなことを行う。 数字がウソをつき、グラフが人を騙すことがある。 しかしそれでも、数字やグラフは真実を浮かび上がらせることが多い。という話。 (写真:フォトAC) 【数字とグ…

「ヨーロッパの憂鬱・アメリカの悲劇・ブラジルの嘆き」~新型コロナのデータに見る世界の今⑤

北半球では寒さが増して閉め切った生活を始めたためか、 新型ウィルス感染が第一波をはるかに凌ぐ規模で広がっている。 特にヨーロッパで深刻だ。 しかし我が国も含めて、諸外国に関心を向けている余裕がない。 こんな時こそしっかりと見ておく必要があるの…

「我が家のジェリーマウスとの戦い」~カラスとネズミに悩まされる②

ネズミとネコ、人間が本当に好きなのはどちらなのだろう? 現実のネズミはあんなに嫌われているのに、フィクションの中では人気者、 ネコはその逆だ。 それにしてもネズミって、なぜあんなにも頭がいいんだ? という話。 (写真:フォトAC) 【人とネズミ…

「カラスの不吉な滑り台」~カラスとネズミに悩まされる①

姿も悪い、声も悪い、 傍若無人で人間を恐れず、平気で死肉も食らう――、 カラスは古来、不吉な鳥とされてきた。 同情する気がないでもないが、でもやっぱりなあ・・・ という話。 (写真:フォトAC) 【ほぼ一日おきのジョギング】 ほぼ一日おきに30分の…

「パリの空の下、糞尿は流れる」~ベルサイユ宮殿とふんどし①

かつてのパリは王宮も街も糞尿に満ち満ちていた。 人々は糞尿を避けて道を歩き、 糞尿から身を守るためにさまざまなものを発明した。 しかしそれは道徳心の問題ではない。 要するに、それでよかっただけのことだ。というお話。 (「ベルサイユ宮殿」フォトAC…

「さまざまな病気についてあれこれ学んだ話」〜病院を3軒ハシゴしてきた

「展覧会のハシゴをしてきた」の続きがうまく書けないので、その前に「病院を3軒ハシゴしてきた」話をします。 とは言っても体のあちこちが不調でさまざまな診療科に入って来たという話ではありません。 最初行ったのが獣医で家で飼っているウサギを診ても…

「日本が汚れる」③〜テレビ、洗濯機、高級時計

イタリアに旅行した初日、ホテルを案内してくれた現地日本人スタッフが部屋の使い方を一通り説明した後で「テレビはこのリモコンで・・・」とスイッチを押して見せたのですがなかなか画面が立ち上がらない。その間10秒とはかからなかったと思うのですが日…

「あいさつの効能」~“言葉自体は無意味”である意味

あいさつというものは、それ自体を取り出せばまったく無意味なものばかりです「おはようございます(早い時刻ですね)」「さようなら(そういうことでしたら)」「ただいま(現在)」 昼や夜のあいさつとなると、「今日は」「今晩は」と主語を投げ出して何も…

「”お悔やみ申し上げます”と言わざるを得ない日」~悔やみを共有すること

知り合いの16歳の若者が、何の前触れもなく突然亡くなりました。これほど若い人の死に出会うのも初めてなら、それが息子の友だちで、小さな時から成長の様子を見てきた子となればなおさら心が揺れます。しかしこれについては、あとでゆっくりと考えること…

「不機嫌な朝」~テレビの中もこちらもみんな不機嫌

日曜日は朝のワイドショーを見ながら朝食をとることが多いのですが、ニュースコメンテーターと呼ばれる人たちには、ひとつの類型があるように思われます。それは全員が不機嫌で、マイクを向けられると必ず文句を言うということです。支持的なことは決して言…

「ノロとの戦い」~我が家の対ウイルス内戦①

【我が家のノロ内戦】 私事ですが・・・。 一昨日の夜、息子がいつまでもだらだらしているので注意したら、「何か気持ち悪くて・・・」とか言いながら尚も態度を改めないので、私もいい加減イラついてきて速射砲みたいに罵声を浴びせ、勉強をさせて寝させま…

「グリーン・ライフ」~難しいことですが、教室を緑に

初めて買った植物の鉢。冬の厳寒期に「このまま水をやると土の中で凍って可愛そうじゃないか」と考え、お湯をかけて結局枯らしてしまったのは私です。もう30歳を過ぎていました。 ぜひぜひ、こうした人間は育てないようにしましょう。 ウチの学校は職員室…