カイト・カフェ

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「Webサイト利用」③〜記録をサイトに残す

 教員は教職にある間にどれくらいの文書を残すのか。私にはブログの元となった文書がありますのでそれだけで原稿用紙4〜5枚(一日)×10年(2100日)=8400〜10500枚ということになり、相当な数といえます。しかしそれがなくても学年通信・学級だより・PTA会報・職員文集、児童生徒の卒業記念文集・旅行記への寄稿、外部からの依頼原稿などで散文に類する文章は相当に書きます。さらに授業研究の指導案・まとめ、教材研究の成果、自作の道徳資料などを含めると膨大な数になります。そして普通、それらはほとんど散逸してしまいます。

 私の妻は独身時代、毎日発行していた学級通信を1年分まとめて冊子にし、今も保管しています。そういう事をしている教員は少なくなかったのですが、コンピュータ時代になってデータが残せるようになってから冊子で残す人は少なくなったようです。少なくとも近年、そうした話は聞きません。

 しかしマイドキュメントに取り込んだワード文書というもの、あとからどう検索し、どのように見返すのでしょう。実際、私もワープロ専用機の時代の原稿も含め(Windows用に変換した)かなりの数の原稿があるのですが、どれひとつ改めて見る気にならなりません。もちろん若き日の妻のように冊子にまとめればいいのですが、それはそれで大変な作業です。そこでWebサイトなのです。

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 私はネット上に架空の学校を設立し、そこにほとんどの原稿を載せました。掲示物として作ったものも大部分は入れましたので、何かの機会に参照するのも楽です。
 ブログで同じことをしてもいいのですが、レイアウトや画像処理を考えると物足りない感じがします。Webサイトはその点、そうとうに自由度が高まります。
 毎日学級通信を書く若い先生などは、今から蓄積していけばたいへんな財産になるはずです。ぜひ参考にしてください。
*私的なものですし問題もあるサイトですので一部パスワードがかかっています。

 

(この稿、終了)