いよいよ今日から9月です。そして9月が終われば10月です。当たり前の話ですが、学校については特別の事情があります。それは9月末日までが年度の前半、10月になると後半が始まってしまうからです。
いくら何でも一年の半分が終わってその学年らしくなっていないとしたらそれは問題でしょう。1年生は1年生らくし、2年生は2年生らしくなっていないとしたら、もうその学年にふさわしい児童生徒になるときはないのかもしれません。
中学校2年生にとっては中学校生活前半の最後の月、そして受験生は、今月が終わると受験勉強の期間が半分終わってしまうことになります。
恐ろしいことです。
9月最初の日、そう言って子どもたちに覚悟をさせましょう。
あと一ヶ月、早くしないと◯年生になり損ねちゃうよ。
「9月」
日本では、旧暦9月を長月(ながつき)と呼びました。「夜長月(よながつき)」の略であるとする説が最も有力です。英語のSeptemberは、ラテン語の「第7の(septem)」に由来します。9月が「第7」であるのは紀元前150年くらいまで、3月を1年の初めとしていたためで、10月のOctoberも11月のNovember もみな同じです。
秋の始まりらしく落ち着いた月で、日本全体としては特に目立った行事もありません。防災の日(本日)、敬老の日(20日)、秋分の日(23日)などが主なところ。20日〜26日は動物愛護週間です。
9月の誕生石はサファイア、誕生花はリンドウ、芙蓉、桔梗だそうです。