カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「折り返し」~間もなく年度の後半に向かいます

 毎年同じことを書く季節ネタです。

 今月は月末が土日ですので明日28日が学校としての9月の最終日です。次に登校する月曜日は10月1日で、わずか三日の差ですが、非常に意味ある三日間です。というのは9月末日は年度の折り返し点だからです。9月30日をもって、本年度の前半が終わります。そして月曜日からは後半に突入です。

 中学2年生にとってはこの日が中学校生活の折り返し点となり、そろそろ卒業後のことを真剣に考えなくてはならなくなります。進路のことはもちろん、学力的・人間的にこのまま中学校を終えていいのか思案のしどころです。

 小学校5年生は・・・全くピンとこないと思いますが、この日をもって義務教育9年間を折り返します。私はかねてより6・3制に代わる4・5制を提唱していますが、その考え方によれば小学校5年生は子どもでいることより、大人の予備軍としての力をつけ始めるときです。日本の子どもは10歳前後から抽象的思考ができるようになると言いますし、実際算数などは国際的に見れば基礎数学のレベルに入ってきています。大人になるための勉強を始めるにふさわしい年齢なのです。外見上も、5年生は小1と同じ学校にいるより中3と同じ学校の方が良いように見受けられます。

 そしてすべての学年の子どもたちにとって、10月1日はその学年の後半への突入です。今の学年にふさわしい子になっているでしょうか、半年後に一つ上の学年になる準備はできそうでしょうか。少し考えさせたいところですね。