カイト・カフェ

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「いじめ問題への対応」

  昨日は校長・教頭ともに不在の中、さまざまにたいへんなことがあり、教務の先生方を中心にご苦労いただきました。ありがとうございます。

 午前中に一度、夕方にも一度新聞社からの電話取材があり、矢沢先生と私が対応しました(登校時、児童も何人か取材を受けたようです)。

 その中で、「いじめの訴えはあるか」という問いに対しては、「子どもたち同士がケンカして一方が泣きながら『いじめられた』と訴えるレベルから含めれば、当然いじめの訴えはある。しかしその都度、対応している」と答えておきました。

 私たちが把握していないいじめがあるかもしれませんし、取材された子どもたちが「いじめがある」と答えている可能性もありますから、簡単に「いじめはない」と回答することはできないのです。

 また、それとは別に、「いじめの問題は取り組むべき最重要問題ですから、最優先で対応しています」ということも言っておきました。これは方便でもなんでもなく、実際そのように考えていることです。

 いじめの問題及び担任と児童の不和という二つの問題は、対応を誤ると絶対に回復しません。保護者はわが子がいじめられていると考えるだけで緊張しますし、担任との不和は当の担任が解決しようとするとどうしても言い訳の感じがつきまとい不信感を深めるだけになってしまうからです。

 どんな些細なことであっても、児童が「いじめ」を訴えたら最優先で取り組んでください。また、「担任と合わない」「子どもが担任の不満を言っている」と言うようなことがあれば、ぜひ学年主任・教務主任あるいは校長・教頭を間に入れ、複数で対応するようにしてください。このふたつは私たちにとってすぐにも死活問題となってしまう最重要案件ですから。