「21世紀の不安、29年度の恐怖」

【世界は変わってしまった、たった2週間で】

 年度末にこのブログを2週間ほど休みました。そうしたらわずか2週間の間に世界はどんどん変わって行ってしまいました。

 安倍首相を最大の疑惑とする籠池贈収賄事件は、いつの間にか籠池さんの方が100万円もらってけしからんという話になってしまい、豊洲問題は「安全だが安心とは言えない」という袋小路に入り込んでしまいました(水質検査の結果が全く問題ない状態で10年くらい経過したら“安心”ということになるのかしら?)。

 海の向こうではドナルド・トランプ氏が三連敗(移民制限・オバマケア対案・壁)。支持者の間で「大統領は無能だ」という話になるならまだしも、「トランプ氏の偉大な革命の邪魔をする民主党員・共和党主流・司法関係者をせん滅せよ」といった話になったら面倒だな、と心配していたりします。

 韓半島の付け根ではマレーシアから遺体も容疑者も手に入れた満面笑みの某政権が、雄叫びを上げてミサイルと核爆弾で祝砲を上げ ようとしている矢先、同じ半島の南では朴槿恵大統領が弾劾によって失職し、今や“朴容疑者”です。
 その間たった2週間。
 朴大統領は沈没し、セウォル号は浮上しました。

【アテのはずれたこと】

 私が子どもだった頃、心に描いた21世紀は今とだいぶ違うものでした。ありていに言えばアテがはずれたのです。

 例えば、映画「2001年宇宙の旅」とアニメ「鉄腕アトム」で育った世代として、21世紀は驚くほど歩みが緩やかでした。それが一つです。
 二つ目は、歴史が進むに従って世界から病気が減って行き、人類は老衰によってしか死ななくなるというものです。これもエイズ新型インフルエンザーー将来の鳥インフルエンザの出現や予測によって打ち破られました。
 病気は減って行く一方で、新たな病気も次々と生まれてくることが分かったからです。

 そして三つ目は、世界は次第に安定したものに向かって行くという夢です。
 20世紀の後半で冷戦終わり、アメリカ一国主義を経て世界は緩やかに調和に向かってくーー。
 まさか18世紀ー19世紀的な、傲慢で、思慮浅く、図々しく、あからさまな侵略の時代が来るとは夢にも思いませんでした。

 もはや21世紀が夢の時代だとは信じられなくなりました。それどころか平成29年度の現在が危ういーー。
 より丁寧に世界を見つめ、子どもたちの未来に迫る危険があるなら、いち早く除去するよう全員でちゅうししなければならないと思っています。