何か変です。
一カ月ほど前、家のクンシランが見事に咲きました。私の育て方が悪いせいで、5年に一回くらいしか咲かない花です。
クジャクサボテンの開花はこれからですが、例年の3倍ほどの花芽をつけています。
家庭菜園の方はうまく行きません。この10日ほどで急速に回復しましたが、キュウリは病死寸前でした。
ピーマンは長い間、「誰がやっても必ずうまく行く」と信じていた作物ですが、今年に限ってさっぱり育ちません。5本あるうちの特に北の2本は、この一ヶ月間なにをしていたのかと思うほど育ってこないのです。
ナスもピーマンほどではありませんが、生育が遅れています。
ネギは小さなままです。サヤエンドウに至っては、ほとんど絶望的です。
ところがブロッコリーはいい。
例年そうとうに葉が広がらないと芽をつけないのに、今年は早めについています。ネコにマタタビという言葉がありますが、モンシロチョウにブロッコリーで、いつもの年ならネットを張ってあるにもかかわらず、酔ったようにモンシロチョウが近づいてきて、わずかな隙から入り込み卵をうみつけてしまいます。そのために収穫期のブロッコリーはいつもモンシロチョウの幼虫との戦いです。ところが今年はそれがない。花芽をつけるのが早いのでモンシロチョウの産卵が間に合わず、青虫もつかないのです。美味しいブロッコリーが食べられています。
アスパラが豊作なのは例年に同じ。ミニトマトやトマトも元気です。
驚くべきは16年間ほとんど実をつけなかったサクランボが大豊作です(と言っても30個ほど)。毎年、実はつけるのですが一番いい時に鳥に取られてしまい、人間用にはほとんど残らないのです(たった1個を4人で分けたことがあります)。それが今年は鳥も来ない。
何かあるのでしょうか?
梅雨が例年よりずっと早く、気温も落ち着きません。
何か、あれもこれも変です。