カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「探しています。道徳の教材」~列車の中で騒ぐ人たちに車掌が言ったひとことの話

 ずいぶん昔に使った道徳の教材を探しています。

 それは長距離の電車の車内でにぎやかに騒いでいる一団に対して車掌が注意を促す、といった話しでした。車掌さんの話の大意は、
「この電車にはさまざまな人が乗っています。疲れてやっと電車に乗り、ごくわずかな時間でも眠っていたいとおもっている人もいます。体調が悪くて、電車の揺れにじっと我慢しているだけの人もいるかもしれません。病気の家族を心配して、あわてて列車に乗り込んだ人もいれば、大切な人のお葬式に向かっている人もいるかもしれません。そういうことはすべて外見からは分からないのです。ですからお互いに気を遣って、そういった人を守って行きましょう」
といったものです。
 公衆道徳のひとつの原則を語ったものとして、昔、何度か使ったものの、ついつい忘れていました。

 原文について何か知っていたり、原文をお持ちの先生、どうぞお教えください。