新年の一日目が終わりましたが、子どもたちはどんな様子だったでしょう。
不登校の専門家であるカウンセラーの冨田富士成也は、不登校児が「やりなおそう」と思う日が１年間に５回ある、と言っています。最初の三つは始業式。中でも新年と重なる３学期の始業式は重い意味を持つようです（もちろん入学式と重なる１学期の始業式はもっと重い）。
次が誕生日・・・ひとつ年をとって生まれ変わろう。
五つ目は・・・意外なことにそれが節分なのです。豆を撒いて邪を払い、そしてやりなおし、ということらしいのです。
そうした節目の時、それぞれ少し強調して演出するのも私たちの仕事かもしれません。今日から違う自分だよとか、昨日までとは違うんだとかいったこと、例えば、１年生には「もうすぐ新入生が入って来るんだよ。そのための３学期だよ」とか５年生には「もう６年生がいなくなっちゃう、そういう３学期なんだよ」とかいったことです。
さて次は節分。低学年はこれから豆まきの準備をするかと思いますが、高学年も大真面目で取り組んでいい行事かと思います。
鬼門
昨日のイヌの話の中で、南東と北西が吉の方角、と書きましたが、それとクロスする方角つまり北東と南西が凶の方角ということになります。一般に北東を「鬼門（きもん）」南西を「裏鬼門」と言い、鬼門に玄関を造ることはありません（オニが入ってきますから）。
さて、鬼門にあたる北東は十二支で言えば丑寅（ウシトラ）の方角。だからオニは牛の角を生やしてトラのパンツをはいている、というのは私のもっとも好きな話のひとつです。
節分まで取っておくつもりでしたが、言いたくて言いたくて黙っていられない。
