「教室の見なおしを」

 

 昨年、学校に来ずらい児童Aさんと付き合っている時に気づいたのですが、私たちにとって研究授業だの懇談会だのと忙しいこの季節も、児童にとっては案外のっぺりとした、目標を持ちにくい時期だという事です。やれ夏休みが明けてから、やれ運動会だ音楽会だと大きな目標をを掲げて伸ばしてきた児童ですが、ここで一段落ついてしまうということです。

 確かに、私たちにとってはとても忙しい時期ですが、児童の側に立って、学期末までの2ヶ月あまりをどう過ごさせるのか、もう一度考え直すとよいでしょう。

 それと直接の関係はないのですが、朝日新聞に「大阪市立大学の鍋島祥郎助教授らの研究者は、(学習)「効果のある学校」の共通点を七つにまとめた。」といった記事がありましたので、下に書いておきたいと思います。

 

(学習)「効果のある学校」の共通点

 子どもを荒れさせないは、授業が成立する大前提だ。「効果のある学校」は課題のある子に家庭訪問を重ねたり、休憩時間に子どもと過ごしたりしていた。

 子どもを力づける集団づくりもあった。「一人ひとりをないがしろにしない」態度を教職員が共有する。グループや班の活動をできるだけ取り入れ、「総合的な学習の時間」の事前学習や校外活動で「自分は必要な人間だ」と実感させようとする学校が目立つ。

 チーム力を大切にする学校運営も重要だった。成果を上げている学校は教職員の間に信頼関係がある。一人ひとりの力を引き出そうとし、課題を抱える教員をカバーしつつ、責任をおろそかにしない運営をしていた。

 実践志向の積極的な学校文化は、教職員の「まずやってみよう」という雰囲気を意味している。「効果のある学校」は、「動くときは一斉に、ぱっと」という姿勢があった。他校は、アイデアが出ても、「やってもむだ」「負担が増えるだけ」となりがちだった。

 家庭などの外部と連携する学校づくりでは、家庭学習を促すのに家庭生活アンケートをしたり、家での学習の手引をつくったりしていた。

 基礎学力定着のためのシステム。成果を上げた学校は、学力保障部などの校内組織を置き、「学習意欲の向上」「家庭学習の習慣づくり」といった理念を掲げて少人数分割、習熟度別授業や補充学習など多様な指導を導入していた。

 リーダーとリーダーシップの存在も欠かせない。管理職の方針を徹底するというより教務、生徒指導、学年主任が中堅として動き、責任の所在をはっきりさせながら同じ方向に進む「教師集団づくり」を目指していた。