カイト・カフェ

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「廉恥(れんち)」~子どもに教えたい重要な事柄のひとつ

 廉恥(レンチ)
 辞書によると「心が清く,名誉を重んじること」。
 これが破壊された状態を「破廉恥」といいます。
 私は、子どもに廉恥ということを教えたいと思います。

 成績が低いことやスポーツができないことを恥じるなら、しゃべってはいけないときに黙「れない」ことや座っているべきときに座ってい「られない」ことも恥じなければいけない。ともに「できないこと」には変わりないのです。

 テストの成績やスポーツの成績には個人の限界というものがありますが、普通の状態では、人は黙っていることも座っていることもできるはずです。それができないとしたら、やはりテストやスポーツの成績以上に恥じなければならない(もちろん意欲と努力では克服できないということでしたら、別の対応も考えなくてはなりません)。

 自分はもっと優れた何者かになるはずの人間だと、信じてそのために精進し、日々成長していく自分の姿を、喜びをもって見つめることのできる人間、そういう人に育てたいのです。

 昨日考えたことは、そういうことです。