カイト・カフェ

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「わが子を確実に東大に入れる方法」~保護者にも知らせましょう

 同じく教員をやっている妻の、小学校の時の教え子が東大に入りました。
 私は、教科担任も含めると数百人の生徒を教えてきましたが東大生になったという話はとんと聞きませんので、どうしたら教え子から東大生を生み出せるか、あわよくばウチの子も、と研究を続けました。その結果・・・。

 私は今日の書き込みで、ほぼ100%確実に自分の子どもを東京大学に合格させる方法を書きますので、いつに増して丁寧にお読みください。

 要点は三つです。
 まず第一に、学習習慣が重要です。
 高校生のとき、学校で学ぶ時間を含めて毎日10時間以上の学習を続けるためには、それなりの学習習慣を小さなときからつけておかねばなりません。それはもちろん学校での勉強を通じて、そして家事の手伝いやその他すべての活動を通して、意に沿わないことにも耐えて、長時間集中し続けるだけの力をつけておかねばなりません。

 第二に、東大受験の環境の整っている都会ならまだしも、そうでない田舎の場合はどうしても東大受験のための環境を自分の方に引き寄せておかねばなりません。そのためにはZ会を始めとする超一級の通信添削を受け続けること、そして武者修行のように模擬試験に挑戦し続ける必要があります。

 そして第三に(これが最も重要なポイントですが)、
 最初から頭のいい子を産んでおくこと、これが一番重要です。

 先に紹介した妻の教え子の場合、小学校の4年生の段階で、少なくとも計算問題では妻を圧倒していました。まるで九九を唱えるように、すべての計算問題の答えを暗記しているとしか思えない速さで行ったようです(ただし分数が入ると、多少・・2~3秒はかかった)。

 頭の良い子を産むために、まず超一級の頭の良さを持った配偶者を選ぶところから始めなければなりませんが、仮に成功したとしても、十分頭の良い子が生まれてくれ可能性は50%以下です。

 すばらしい美人女優から「私の美貌とあなたの頭脳が合わさればすばらしい子ができるわ」とプロポーズされたバーナード・ショウが「私の顔と、あんたの空っぽの頭が一緒になった子が生まれたら大変だから・・・」と断ったという話のごとくです。

 もっとも子が東大に入ったからと言って幸せになる保障もありません。とりあえず入った段階で、地方の超トップエリートの大半が東大では「ただの人」になってしまいます。そうならなかった超々トップエリートたちも、単に学力生存競争の戦列に取り残されただけなのかも知れません。

 運良く(あるいは運悪く)非常に頭良く生まれてしまった子たちには、やはり頑張ってもらいましょう。そうでない子たち(私の家の子も含めて)には、他にやるべきことがあります。