今こそ危ない(?)

梅雨になると終わると信じられていた新型インフルエンザの感染が、一向に収まりません。昨日の時点で感染者は1200人超。感染確認は42都道府県に広がっています。

 最初のピークは大阪・兵庫両府県を中心に1日当たり67人が発症した5月17日で、その後発症者数1ケタが10日あまり続いたものの、感染者数は再び上昇に転じ、6月10日には1日で42人も発症しています。最近で言えば26日から29日までの4日間で159人が新たに発症していますから、ほぼ同様のペースで続いていると考えてよいでしょう。

 ところが一方、「新型インフルエンザの流行は一応終焉した」という雰囲気も蔓延し、プロ野球の球場では一時中止していた風船飛ばしも再開されています。

 最初のインフルエンザ・パニックときは、1億2000万人中の1人〜2人が発症しただけなのに大騒ぎでした。そして静かに広がっている現在は、インフルエンザなどまったくなかったかのように冷静です。

 こうした、患者が少ないときに恐慌に陥り、継続的に出ているときに安心してしまうという錯誤は、間違いなくマスコミによってもたらされたものです。実際に何が起き、何に注意しなければならないかは、マスメディアに踊らされることなく、私たち自身が決めていかなくてはなりません。

 食中毒の時期でもあります。改めて感染症について注意を向けておきたいものです。