カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「呼びかけたい」~親が子どもに与えるべき、数少ないことばたち

 近頃、たびたび音楽室から「君をのせて」が聞こえてきます。私はこの曲が大好きで、先日もテレビにこの曲が流れて、思わず涙が出そうになったりしました。
 結局、親なんて何も残さなくていい。与えてやるべきは生きる情熱、そして子を見守る姿勢だけなのだということ、
 逆に言えば、
 本当に親として熱い思いを語っているのか、子を信じ、期待し、静かに見守っているのかということ
 それを私はすべての親に問いたいと思うのです。

 好きなように生きなさいなどと曖昧なことを言ってはいないか、
 冷たく見放したり諦めたりしてはいないか、
 本気で子どもと取り組み、勝負しているのか、
「君をのせて」は常に私を、そうした地点に呼び戻す曲です。