最近覚えた海外ジョーク。
「優秀な国際会議の議長、それはインド人を黙らせ、日本人をしゃべらせることのできる議長である」
このジョークから理解されることはふたつあります。ひとつは、インド人は会議でしゃべり過ぎることに定評がある(らしい)ということ。もうひとつは、日本人は国際会議に出るような人であっても、めったにしゃべらない(らしい)ということです。
さて、教師と児童生徒との一問一答の授業を解消し、子ども同士の話し合いで高めていく授業を、と言われてもう何十年にもなります。その間、非常に優れた話し合いの組織者であるような教員は、何人もいました。しかし私のように凡庸で、いつまでも「話し合い」のできない教員も少なくありません。優秀な組織者の技術は、なぜ伝承されないのでしょう? しゃべらない者をしゃべらせ、意見と意見が絡み合うような授業は、どうしたら達成できるのでしょう?
今のところ、書物の中にそれを発見することはできずにいます。優秀な人から、私にも可能な、具体的で有効な方法を聞きだすこともできずにいます。
どなたか、これについてご存知のことはありませんか?