子どもは純粋だから決してウソはつかないと本気で信じている人がいますが、そんなことはありません。
世の中、まったくウソをつかなくて済むのは皇帝か王様だけであって、弱い人間は必ずウソをつく。かく言う私も妻の前ではウソをつく。子どもたちも弱者である以上、つかねばならないときは必ずウソをつく、そういうものです。
そうならないようにするためには、まずウソをつかなければならない状況を作らないよう、細かく配慮してやること。
そして、ついたウソは必ず暴く。暴けないまでも、「次にウソをついたら絶対にバレるに違いない」といった恐怖が埋め込まれるところまで、追い詰めておくことです。
決して中途半端で終わらせてはいけません。
自分の大切な教え子を、ウソつきになんかにしたくはありませんからね。