毎年９月末の３０日になると、私は児童にこういう話をしました。
「昨日９月２９日と今日３０日の間は単なる１日だけど、今日と明日１０月１日との間は特別な一日なんだ。分かるかい？
そう、今日で１年間の半分が終わり、明日からは後ろ半分が始まってしまうんだ。さて、◯年生が始まって半分たっちゃったわけだけど、◯年生らしくなれたかな？ もう半年したら△年生だけど、大丈夫かな？ もう一度、自分のことを見返してみよう」
しかし考えてみると、特別の日にいきなりそう言われても何の準備もないわけで、もっと早くに予告しておくべきだったのかもしれません。例えばこうです。
「さていよいよ９月だ。今月は特別な月だけど分かるかい？ そう、今月は◯年生前半の最後の月なんだ。◯年生らしくなれてるかな？ いくらなんでも半年もたっているのに前の□年生のままじゃ恥ずかしいよね。◯年生らしいということがどういうことなのかもう一度良く考え、何とか月末までには、それらしくなれるよう、がんばろう！」
話し合いの時間をもうけて、総点検してみるのも良いかもしれません。
今日はここから始めます。
