カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「事故の対応」~昨日の交通事故から学んだこと

 先生方、昨日はご苦労様でした。事故自体の詳しい報告は矢沢先生より出されているので、私はこの事故から学んだ幾つかの点について触れておきます。

  1. まず行って驚いたのは、事故後数十秒はたっていたはずなのに、被害者が路上に転がっていて、誰も彼のそばについていなかったこと。もしかしたら直接目撃した人たちの方がショックで動けなかったのかもしれません。

  2. 救急車が呼ばれたのか、呼んでいる最中なのか分からない・・・携帯電話を使って話している人が少なくとも2名はいたはずですが、救急車を呼んでいるのか別な話をしているのかは(当然ですが)判断できません。
     昨日の場合はたまたま通りがかりの人が救急の手配をしてくれていましたが、もっと早く大声で確認すればよかったと思いました(かつてアメリカで、40数人が犯罪に気づきながら誰も警察に報せなかったということがありました。全員が「誰かが電話したに違いない」と思い込んでしまったのです)。そしてそれよりまず、自分が携帯を身につけていればよかったと後悔しました。

  3. 先生方が一斉に出てきて、交通整理をする人、事情を聞く人、保護者に連絡をする人、携帯を職員室から持ってきてくれる人・・・それぞれ自然のチームワークで100点満点の仕事をしてくださいました。
     しかし人数が少なかったらそこまでうまく行かなかったのかもしれません。こうしたときにすべきことをきちんと考えておけば良かったと思いました。

  4. 事故の経過について細かな時間の記録がなくて困りました。事件・事故に際しては、まず記録係を決めて置けばよかったと思っています。

  5. 事故があったときの校長・教頭の対応についてお知らせしておきます。事故・事件に際しては、学校長の判断により教育長に一報を入れることになっています。そして教育長との協議により県に報告するかを決めます。
     その際「事故速報」の提出を求められる場合があり、基本的には教頭が書くことになっていますが、万一教頭がいなければ他の誰かに書いてもらうしかありません。私の机の一番大きな引き出しの黄色のファイルに入っています。また職員室のコンピュータ「ハック」のデスクトップに貼り付けてある【書式】→【事故・疾病報告】からも得られますのでみておいてください。

  6. 昨日の事故について保護者にどう伝えるか、被害者の今日の様子と対応させて、下校時までには用意しますのでお願いします。