カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「いやな気分」~一部の教員の不祥事が全体として扱われる

 昨日の教頭会で飲酒運転と個人情報流出の問題が話題となりました。

 福岡の幼児三人死亡事故以来、公務員の飲酒運転はそれが自損事故でも全国ニュースに載る情況になっています。福岡の場合、公務員が事故を起こしたというよりは、明らかにチンピラが公務員になっていただけのことであり(飲酒運転でナンパに行くのが常習、というのはどう考えても普通の公務員ではありません)、そうした人間を採用しなければならなかったシステムの方が問題にされるべきでしょう。しかしだからといって、飲酒運転が許されていいわけではありません。

 情報流出については、お隣のH村が本年度全職員にノートPCを供与し、その代わり一切の情報を持ち出さないという方針を出したように、ハード面の拡充がなければ絶対におさまりません。先生方が自費で購入したコンピュータを持ち歩いている限りは、どこかで事故が起きます。
 しかしだからといって、盗まれていいわけでもありません。一朝事故が起きたら大変です。昨日お配りした例の先生は講師ですが、来年度の採用はおそらくありません(それどころか講師としての再任用もあるかどうか不明です)。何らかの方策を打つ必要があるでしょう。
 
 昨日の教頭会では「先生方はみんな真面目に、一生懸命にがんばっているんだ、それを一部の不心得のためにみんなが気分を悪くするのはかなわん」といった話が出ました。私も同感です。しかし社会に対して、何らかの対応を取っているということを示すこともまた必要で、放置できないことです。教務会等で何らかの方法を考えたいと思っています。