子どもは犯罪者に育つこともある

 ここのところのニュースを見ていると、犯罪や事故の被害者の方にも問題があるのではないかと思わせるものが立て続けに起こっています。被害者は被害者ですので、その非は追及しないという建前になっていますが、それにしても首を傾げざるを得ません。

 翻って今の保護者を見ると、犯罪の被害者になるのではないかという恐怖は異常に高いのに、犯罪の加害者になる可能性などは露ほどに感じていないように思われます。

 例えば、犯罪の被害者にならないよう、常に他人には不審の目を向けていなさい、という指導は、そのまま、人を信じない、人を人と思わない子どもを育てていることになるのかもしれません。

 程度こそあれ、あまりにも変な子どもを育ててしまったら末代の恥、そんなふうに考える親は少ないのでしょうか。昔に比べると「家」という概念はとてつもなく廃れてしまいましたが、それにしても目を覆いたくなうような惨状だと、昨日はそんなことを考えました。