いちいち人の言葉の揚げ足を取るのも大人気ない話ですが、先日、カー・ラジオを聞いていたら、 「携帯トラップをプレゼント!」とか言っていたので、思わず「『携帯の罠』ってナンジャ?」とツッコンでいました。
アナウンサーというのは黙ったら仕事になりませんからしゃべるのは仕方ないにしても、語彙の足りない人がやると困ったことになります。
今年の元旦にも、日の出を待つ場面で、ひとりが、
「雲ひとつない青空の雲間から太陽が昇り始めました」
と言ったかと思うと、別の初日の出スポットからは、
「今、2009年最初の太陽が、放物線の光を燦々と輝かせながら・・・」
とか平気で言っています。
放物線の光・・・私は半分寝ぼけながら、夏の夜空で滝のように流れ落ちる大型花火のことを思い出しました。
「変な太陽だ・・・」
よせばいいのにさらに、
「もう、太陽のお尻の部分もすっかり出ています」
(そう言えば、杉浦太陽っていうタレントさんがいたな)
麻生総理が「未曾有」を「みぞうゆう」と読んだとか、「廿」を「廿十」と書いたとか何かと評判になりますが、それを笑いものにするマスメディアも大したことはありません。
目くじらを立てるほどでもありませんが、やはり国語能力、しっかり高めておかないと、恥ずかしいことも多いですね。