カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「政府と学校の癒しがたい乖離」~”給与が低くても教師になりたい、という人物を募った方が教育の質は向上する”のだそうです

 懇談会や不審者対策でおおわらわですが、その間も社会は動いています。

「精神性疾患 休職の公立校教員は過去最多 10年で3倍に」[毎日新聞 12月14日]
 精神性疾患で04年度に病気休職した公立の小中高校、盲・ろう・養護学校の教員は、前年度から365人増えて3559人となり過去最多を更新したことが、文部科学省の調査で分かった。12年連続の増加で、10年前の94年度(1188人)の3倍に当たる。

「公立小中の先生、給与優遇見直しへ 人材確保法、廃止も」[朝日新聞 12月17日]
 政府は、公立小中学校の教員給与を一般の地方公務員より優遇することを定めた「人材確保法」について、廃止を含めて見直す方針を固めた。06年度中に結論を出すことにし、24日に閣議決定する「行政改革の重要方針」に盛り込む。
 同法は、故田中角栄元首相の指示で74年に成立した。だが、給与を負担する国や地方自治体で財政悪化や少子化が進み、財務省などが効果を疑問視。自民党の一部からも「給与が低くても教師になりたい、という人物を募った方が教育の質は向上する」文教族議員)との声が出ていた。
 文科省が見直しに同意した背景には、時間外手当など勤務実態をより給与に反映する制度に改める狙いもある。同省は教職員の勤務実態調査や諸外国との比較も検討していく考えだ。

 給与はまだ下げ足りないようです。先生たちもバタバタと倒れ・・・・、暗い話題ですが、暗くならずにがんばりましょう。(ソレニ シテモ 月曜日カラ 盛リ上ガラナイナァ)