右の図の、中央の丸囲いの部分をなんと言いますか。
昨日、大西先生が風邪をひかれたとかで、その部分について一般的な言い方で「風邪をひいて”のどチ◯コ”が赤く腫れています」とか言うので、「女の子が”のどチ◯コ”などと言うものではありません」と軽くたしなめたところ、「じゃあ何て言えばいいんです」とおっしゃる。
たしか昔、これについては一度調べたことがある気もするのですが、思い出せずに悩んでいると(私の悩みなんてこの程度ものだ)、早速インターネットで調べてくれました。
正式には口蓋垂(こうがいすい)または懸壅垂(けんようすい)、別名:上舌(うわじた)または喉彦(のどひこ)と言うのだそうです。
「発生学的には、口蓋の左右の組織が一つに繋がる段階で余った部分である」(なんのこっちゃ?)だそうで、人によってふたつあったり、先がふたつに割れていたりすることもあるのだそうです(すごいな)。
発音の補助、誤飲防止などの説のある一方で何の役にも立っていないという説もあり、実際に扁桃腺の手術の際などに誤って切除してしまっても(そんなことってあるのだろうか?)、何の不都合もないとも書いてありました。
以上、一緒に調べた大西先生が「日報に書いてくださるとみんなで知識の共有ができていい」というので書きました。
- ただし、わざわざ「風邪をひいて”のどチ◯コ”が赤く腫れています」などと正確な説明をせずとも、「風邪をひいて、のどが腫れています」で十分だったのではないかと、今になって思っています。
- しかしそれにしても「のどひこ」って・・・。