晩熟の時代


 娘が中3で受験生だった頃、「お父さん、吉田マツカゲって何した人だっけ」と言い出して父親を絶望させたことがありますが、今日8月4日はその吉田「松陰」の誕生日だそうです。

 1830年生まれで1859年刑死、享年29歳でした。私自身の29歳を思うと、暗澹たる気持ちになります。

 ちなみに高杉晋作は享年28歳、坂本竜馬は31歳、久坂玄瑞24歳、橋本左内は25歳で死んでいます。

 ついでに大政奉還のあった1867年、歴史の偉人たちが何歳であったかを調べたら次のような結果でした。

 木戸孝允34歳

 江藤新平33歳

 後藤象二郎29歳

 福沢諭吉32歳

 伊藤博文26歳

 一橋慶喜30歳。

 そうとうに高齢だった印象のある西郷隆盛ですら39歳。

 大久保利通が37歳。

 幕府方の立役者である勝海舟は44歳、

 朝廷の岩倉具視は42歳です。

「40・50(歳代)はハナタレ小僧」といわれる現代の政界と比べるまでもなく、早熟な時代でした。

 翻って現代の20代・30代を思うと、男の子を一人前にするのには本当に時間のかかることを思い知らされます。彼らが悪いのではありません。現代では、大人になる前に学ぶべき事柄が多すぎるのです。