いよいよ始業式・入学式です。昨夜はたくさんの先生方が遅くまで仕事をしておられました。
大野先生が一生懸命下駄箱を拭いておられたので声をかけると、「今ごろこんなことしてて・・・」とおっしゃいましたが、昼間遊んでいたわけでもありません。もともと、そうきれいな下駄箱でもないし、一生懸命掃除したところで気づく人などいないのかもしれません。しかしそれでもやるのが教師です。
近くの下駄箱では荻先生もラベルを張っておられましたし、同じようにあちこちの教室に最後の環境整備をしている先生たちが残っておられます。
1年生の教室では中田泰雄先生が一心に机に向かって何かをしておられ、職員室に戻れば学年最初のおたよりをどう書こうか知恵を絞っている先生たちがたくさんいます。さらに新学期直前の最後の家庭訪問をされる先生・・・。みんな、わずかでも気づいたことをおろそかにせず、子どもたちに最高の気分で新学期を迎えてもらおうという先生たちです。
こうしたことを、世間の人たちは何も知らず、やれ学校崩壊だ教育再生のと言って騒いでいるのかと思うと、本当に寂しくなりました。さて、しかし今日から新学期! がんばりましょう!