カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「調べてみよう街の姿」~看板に見る企業名の不思議

 先日、出勤の途中で目の前にサークルK・サンクスのトラックが走っていて、赤信号の際、何の気なしに後ろドアのロゴを読んでいてコケました。そこに「Circle K Sunkus」と書いてあったからです。

「Thanks」でなかったというのも驚きですが、そもそも「Sunks」などという単語は見たこともありません。「ku」という綴りも英語的でないように思います。そこで家に帰って調べてみると・・・、これは「SUN Kids US」の略だったのです(それが何なのかは分かりませんが)。
 ちなみにサークルKのマークは丸印に「K」ですが、「K」の最後の画の先端は、全体の円につながっています。これはもとが牛につける焼印をデザインしたもので、一筆書きの形でないと焼印にならないところからきています。

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 ついでに言うと、ローソンはもともとが牛乳屋さんですので今でもミルクポットがマークに使われています。

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 セブン=イレブンはいうまでもなく、「朝7時から夜11時まで」という営業時間を印象付けるための店名ですが、よく見るとマークは「7」に「ELEVEn」をあしらったものになっています。ミソは最後の「n」で何故かここだけが小文字になっています。

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 そう思って見ると街中は不思議な看板であふれています。「ニチバン」「ニコン」「コニカ」「コクヨ」「ミノルタ」「ダイハツ」「サントリー」これらは一体なんでしょう?
 こういったところから、商店の勉強に取り掛かるのもいいかもしれません。

(答え)
ニチバン=日絆薬品工業
ニコン=日本光學工業
コニカ=小西六兵衛店
コクヨ=国誉
ミノルタ=稔る田
ダイハツ=大阪発動機製造株式会社
サントリー=太陽(SUN)マークの赤玉ポートワインをつくった鳥居商店