カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「続いて生後2か月の孫が発熱」~今どきのコロナ、それぞれのコロナ②

 なんとか医者に行って療養を始めたところ、
 今度は生後2か月の赤ん坊が発熱。
 夜間救急病院で検査を受けるとコロナ感染だという。
 かなりうろたえて一次救急から二次救急病院へと向かった。
という話。(写真:フォトAC)

【年寄りのコロナ(?)】

 熱は昨日の朝までに下がったものの、喉は相変わらず痛く、家族のこともあったので朝は8時に家を出て車で10分足らずの町医者へ。ところが20台分ほどある病院の駐車場はすでに満杯。幸いそこは「町医者」というのも恥ずかしいくらいのド田舎なので、路上駐車で玄関前へ。すると大きな看板があって、
「発熱の患者さん、風邪症状の患者さんは、まず、電話、あるいは当医院のインターホンでお声がけください」
 コロナ全盛期につくられたルールが、今も守られているのです。仕方ないのでその場から電話して氏名や症状を伝えると、
「今からですと診察は11時半ころになります。駐車場でお待ちになっていただくことも可能ですが、いかがします?」
とのこと。11時半と言えば3時間以上あとのことです。待つ理由もないので「予約」という形でいったん帰宅しました。とんでもなく混んでいるようです。

 11時半に再び行くと、朝ほどではないものの駐車場は8割ほど埋まったまま。そのうち半分ほどには人が乗っています。電話できたことを知らせると、フェイスシールドをつけた看護師がマイナンバーカード読み取り用のスマホと体温計を持ってきて、車窓越しに受付(今どき、ほかの病院に行ってもこうか?)。さらに10分ほどして医師がやってきて、窓を開けさせて喉を見て、顎の触診。
「喉は赤くないようですね。急な高熱と喉の激しい痛みは、最近ですとコロナを一番に疑いますが、コロナの検査します?」
「コロナとわかると何かいいことあります?」
「自粛期間が決まります。発症日から数えて5日です。それとコロナ専用の薬が処方できますが、高価なのでどなたも希望しません」
「なるほど、じゃあけっこうです」
 そんなやり取りをして、そのあとまた看護師と交代して会計。処方箋をもらって隣の薬局で抗生剤2種類と喉と鼻の薬をもらって帰ってきました。

 医者からは別れ際に、
「明後日、からお盆連休になります。ウチも明日は午前中だけですから、その後、急激に熱が上がるようなら、かならず緊急医を受診してください。一応、65歳以上ですのでハイリスク群に入りますので」
と言われ、老人だという自覚のない私はしばし呆然としていました。そういえば直前に「一番熱が高かったときは何度でした?」と聞かれて「37・7度」と答えたら、「大したことはないですね」ではなく「ああ、ずいぶん上がってしまいましたね」と言われたのは、年寄りにとっては37・7度も危険水域だからなのかも知れません。

【孫3号のドリがコロナ】

 風邪の驚くべき影響と言えるのでしょうが、家に帰って昼食を食べて横になると、眠くもなかったはずが半ば昏睡。日ごろはショートスリーパーで6時間睡眠が目標。実際には4時間~5時間睡眠で昼寝の習慣もない私が、夕食のために起こされるまで、なんと5時間も眠ってしまったのです。昼寝は3日連続で、まだ寝られる。

 起きて水分をたっぷりとり、汗もかいていたので食事前に軽く流すことを考え、ついでに生後2か月の孫3号ドリも風呂に入れてやろうと娘に声をかけると、二つ返事で準備をはじめます。そして手が止まる。
「ヤバイ! この子、熱がある!」
 あわてて測ってみると39・0度。私も慌てて別の服を着て調べると、
「〇〇市で夜間や休日に診療可能な医療機関は、〇〇市小児科・内科夜間急病センター(内科、小児科)や、二次救急病院(内科、外科系)があります。また、急な病気やケガで救急車を呼ぶか迷う場合は、県救急安心センター(#△△△△)や県小児救急電話相談(#××××)に相談できます」とのこと。


 流れとすればこんなふうです(右図)。  シーナに教えるとすぐに電話を入れて許可を取り、体調不良の私を残して、妻と一緒に車で出発。私は後方支援で二次救急の可能性のある病院を探して地図などを確認、次々と情報を送るようにしました。
 ところが、その後、前線からは何の返事もない。医師との対応などに忙しいはずのシーナから返事がないのは仕方ないにしても、妻のミーナは何をしているのか?
 実は妻には、何かに夢中になるとほかのことを一切忘れてしまう悪い癖があるのです。仕方ないので、私も緊急発進!
 途中、連絡が入ったので信号待ちで見るとシーナからで、検査結果はコロナ陽性。入院を予定して二次救急病院へ向かうとこことでした。夜間急病センターにつくと、ちょうどシーナたちがちょうど二次救急病院へ向かうところでした。私の予想した病院そのもので、そこから私が誘導。20分後には新たな病院につくことができました。

【乳児のコロナ】

 第二次救急病院についてからもそこそこ待たされ、ようやく来てくれた女医さんの診察結果はこうでした。
「お話を聞いて様子も見たところ、「熱」と「ミルクの接種量の少ないこと」「よく寝ていること」以外はこれといった症状もないので、家で様子を見てくれればいいでしょう。胸の音もきれいです。今後、熱は数日続き、咳が出たり鼻水が出たりするようになるかもしれませんが、これくらいの乳幼児の感染は軽症であることがほとんどです。それに比べたらお祖父さん(私のこと)の方がよほど心配。高齢者ですから。
 それでも心配ですから、今後、赤ちゃんの熱や咳がひどくなってぐったりしたり、ミルクの摂取量が半分以下になったら電話をしたうえで、こちらに来てください。
 他にご家族として注意することはあまりありません。お話だとご家族の、ぼぼぼぼ全員が感染してしまったようですから今さら隔離する必要もありませんし、親が赤ん坊の世話をしないというわけにはいかないのでしょう。条件がそろわない限り、乳幼児の、親からの感染は簡単に防げるものではありません」
とのことでした。
 話の途中で「心配なのはむしろおじいさん」と言われて一斉に肩をなでおろしました。なにしろ私が一番元気良く走り回っているのですから、これより軽いならまったく問題はなさそうです。
(この稿、続く)