カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「このブログの変遷と願い」~私はChatGPTに取って代わられないだけの文章を書いて来たのか①

 紆余曲折を経ながら、私のブログも実質19年目。
 それなりに努力もしてきた。その努力に見合うほどとは言わないが、
 もう少し多くの人たちに読んでもらいたいものだ。 
 ところで私は、AIに取って代わられないだけの文章を書いて来たのだろうか?
という話。(写真:フォトAC)

【我がブログの変遷】

 このブログ、最初に記事を書いたのは2006年11月24日のことでした。ただし元となる原稿は前年の4月から学校内で書いていましたので、のち(2017年)になってから遡って、その分を追加で挿入しました。ですから見かけ上は2005年4月から始められたかのようになっています。
 
 最初からたくさんの人に読んでもらおうという気持ちがあったわけではありません。しかし2014年3月に退職すると、とりあえず「校内」で読んでくれる人がいなくなり、内容も次第に具体性を欠くようになってアクセス数もジリ貧。
 そこで多少の営業活動にでてブログランキングに登録したり、Twitterに更新情報を流したりと、そうしているうちに気づいたのは、当時使っていたteacupブログは外部にリンクをつけようとすると見栄えが悪いということでした。
 他のブログサービスだと記事内の写真や予め登録してあるアイキャッチ画像というのを自動的に張ってくれるのに、Teacupはすべて“No image”(画像なし)になってさっぱり冴えません。
 そこで将来teacupに何らかの不都合が起こることも見越して、2018年11月からHATENAにミラーブログを創設し、二か所同時配信を始めました。
 
 この目論見は意外と勘が良かったみたいで、2022年、teacupはサービスを停止しましたが、私は予め別ブログをもっていたので簡単に対応できました。
 しかし――。

【愚痴:それなりにがんばってきた。もっと読んでもらえないものか】

 ブログの引越しというのは過去の分も移動するとなるとなかなか大変で、一部でレイアウトは崩れ、画像は行かず、ブログ内でのリンクは新ブログで自動的に書き直ししてくれるわけではないので手動で書き直し、さらにアイキャッチ画像もいちいち登録しなくてはなりません。
 その作業が今も続いていて、まだあと1年分もあります。
 
 なぜこれほど時間がかかっているのかというと、作業の煩雑さはもちろんですが、部屋の片づけと一緒でときどき立ち止まって思い出に耽ってしまうからです。私の文はほとんどが長ったらしくて読む気にならないのですが、それでもしばしば立ち止まってしまい、じっくり読んで物思いに耽ってしまうのです。
 
 そうやって読んでみると、自分で言うのも変かもしれませんが、ときどき、ほんとうにいい文章が、たまにありますよね
 19年近く、毎年200本以上、総計4100を越える記事を書いてきて、ひとつも良いものがないとしたらそれこそ悲劇で、年に1~2本、19年間で20~40本くらいは自分でも褒めてやりたい記事はあるのです。
 
 その20~40本ですら目を通してくださる方は延べで100人から、多くても300人程度(稀に3000人というのもありますが)。悔しいとか残念とか言うのではなく、なんとなく「もったいないな」という言葉が浮かんできます。
 基本はボケ防止のためですからどうでもいいようなものですが、それにしてももう少し読んでくださる方が多くなるといいな、と思ったりもしています。ほんとうはテーマごとまとめて書籍のようにできればいいのですが、もはや全部を読み直す気力もありません。
 どなたか、良い方法があったらお教えください。

【ChatGPTに取って代わられないだけの文章を書いて来たのか】

 さて、今日はそんな愚痴が言いたくて書き始めたのではありません。自分のブログのことを考えていたら、私の書く記事の5%~10%くらいは、もしかしたら生成AIのChatGPTに書かせられるのではないかと思い至ったからです。
 内容次第ですが、思いついたことをChatGPTに書かせて、それを多少添削するだけで出来上がってしまうような記事、そういうものをこれまで書いて来たのではないか、と気になり始めたのです。
(この稿、続く)