「あの人は大丈夫なのか」〜今日はちょっと八つ当たり

 直接関係ないのに、ニュースを見ていて非常にイラつくことがあります。

 今日、私を苛立たせているのは、貴乃花光司ドナルド・トランプ、平尾昌晃のお三方です。

 どうでもいいことですが。

 

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エンリケ・シモネ「エルサレム入場」)

 

 私は齢も歳ですからあまり激しく感情をゆすぶられるということはないのですが、それでも年に数回、イライラして自分でも手を焼くことがあります。

 世の中が理解できないからです。

 

 私は私たちのつくった世界がいつでも子どもたちに説明可能なものであってほしいと願っています。子どもから問われて返事に窮するようなものであっては困るのです。

 

 あの、頭に黒電話を載せたような変ちくりんな近隣の独裁者が、核とミサイルを放棄したらほんとうに普通の国の元首と同じようにつき合わなければいけないのか?

とか、

 あの、隣の巨大国家のプーさんは自国の道徳と対外的道徳を使い分けて、自由主義(貿易)の守護神のように言ってるけど、それでいいわけ?

とか、

 あの、自国の経済が相当にヤバイのに、国際平和のためとか言って黒電話の伝書鳩をやっている近隣の大統領は大丈夫?

とか 

 

 基本的に私の生活とは関わらない事ですが、こんな不条理がまかり通る世界で、子どもたちの前に立っている先生方はほんとうに大変だな、と思ったりもするわけです。

 そこで今日は、私が心配したところでどうにもならない話について書いておきます(←どういう流れだ?)。

 

 

貴乃花光司

 貴乃花親方が引退届だか廃業届だかを出したということでメディアは騒然としています。

 細かな事情は分かりませんし問題自体には興味がないのですが、貴乃花親方という人物には関心があってしばしば思い悩むことがあります。

 

 それは一つには、

 なぜこの人はこうまで頑固なのかということです。

 そして、

 なぜこの人は直接人と話すのを避け、常に文書でやり取りをするのかということ、

 そして最後に、

 なぜこの人はかくも孤独なのかという問題です。

 

 昔から世の中には頑固な人間というのがいます。よく言えば信念の人、一徹な人。

 貴乃花親方という人はその権化で、頑固だからこそあの厳しい稽古に耐え、頑固だから先代貴乃花の息子という重圧も押しのけ、大きなけがにも耐えて平成の大横綱となることができました。そして頑固だからできた引退後のダイエット。

 げっそり痩せて現れた時には、大病をしたのではないかと思わせるような妖気すら感じました。

 

 決心したら絶対に譲らない、思い込んだら一寸たりとも揺るがない、そのすさまじさは周囲の者を怖れさせずにおかなかったに違いありません。なぜなら誰もそんなものを見たことはないからです。

 この人は私たちとは別の世界に生きていて別の思考経路で物事を判断する、そんな気にさせられます。

 

 おそらく相撲に関して普通の意味での会話は通用しない。口下手というより価値観自体に違いがあって常人には到底理解できない。文書でなければやり取りできないのは、すでに普通の口語の通用しない別世界にいるからで、いちいち目で確認しないと落ち着かないのかもしれません。

 

 けれど普通の人間関係はそれでは成り立ちませんよね。世の中は文書ですべてを表せるほど整然としたものではありませんし、曖昧なものが山ほどあって“なあなあ”に済ませないとニッチもサッチも行かない場合が多いのです。特に角界のように長い歴史をもったところや、いちいち旗色をはっきりさせたらギスギスしてやりきれない家庭などはそうです。

 

 兄が去り、母が去り、仲間の親方衆が去り、今は夫人とも疎遠になっていると言います。この昭和の孤高の巨人を、誰かが守ってやらなければどこに行ってしまうか分からない、そんな気さえしてきました。

 

 しかしこの人には狂信的なファンがいくらでもいます。親方のやることならなんでも正しいと妄信する人たちです。

 私には理解できませんが、そうした危うさが、人をひきつけてやまないのでしょうね。

 この人たちがきっと助けてくれるはずです。

 

 

ドナルド・トランプ

 いよいよ正体が見えてきたというより、最初から見えていたものが全部だと知れてきた、そんな感じです。

 一時はワイドショウのコメンテーターも「ディールの天才であるトランプ氏のことですから」と言っていたのが、いまは「ディールの天才を自称するトランプ氏のことですから」と言い方を変えてきています。

 

 ホワイトハウスの実態も、ボブ・ウッドワードの著書に(「恐怖:ホワイトハウスのトランプ」)に書かれている通りなのでしょう。側近たちもウンザリしていますが辞任したりクビになったりすれば他の誰かがその位置に立たざるを得ず、後任が曲りなりにもうまくやってくれればいいのですがそれが期待できない以上、多少の恥は忍んでも自分がやるしかない、そんなふうに思って頑張っているのかもしれません。

 しかし国連総会で失笑が漏れるようでは限界です。

 

 ここまでくると様々な人が思い詰め始めます。

 海外ではイランがはらわたを煮え繰り返していますし国連の援助をカットされたパレスチナの人々も激高しています。習近平さんもイライラしてますし、プーチンさんも手を焼いている。

 直接暗殺者を送り込むことはないにしても、マクロンさんもメルケル小母さんも情報がちょこっと洩れるくらいならいいかな? くらいは思うかもしれません。

 しかしもっとも深刻に考えているのはやはりアメリカの旧支配層でしょう。そして愛国者

 

 トランプ大統領は本気で暗殺を怖れていると言いますが、家族だって怪しい状況です。

 

 

【平尾昌晃】

 健康不安のあるひとでしたからやはり70歳を過ぎたら身辺をきちんとしておくべきでした。

 貧乏な老人同士が寂しいから結婚するというのはいいにしても、金持ちは財産目的を疑われるような結婚はしてはいけません。

 平尾昌晃さんしかり、和歌山のドン・ファンしかり。

 加藤茶の奥さんだって相当しっかりやっているみたいですが未だに疑いの目で見られています。

 好きな女性がいるなら前もって現金で、妥当な額を渡しておくべきです。何十億円もただ置き去りにして逝ってはいけません。

 

 私のところでは先日、91歳の母を説得して全財産を開示させ、弟と確認し合いました。母に万が一のことがあった時、それを半分こすればいいだけのことです。知らないとどこに暗鬼が現れて跋扈するか分からないからです。

 相続争いも、せいぜいが、

「兄貴のヤツ、オレが買ってやった新しいヤカンを持って行っちまった」

 くらいにしておきたいものです。

 

 以上、つまらない話でした。