カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「再開します」~このブログ

 夏休みも終盤に入って学校の先生たちも新学期の準備を始める時期です(早い地域ではすでに2学期も始まっています)。
 しかし先生たちは、この時期何をして日々を過ごしているのでしょう。現場を離れてしばらくたつと、経験者の私ですら分からなくなります。学期中のようなせわしなさはなかったものの、夏休みも決して「暇で困る」といったふうではなかったはずですが。
 私も次第に学校の現状に疎くなっています。しかしそのことは同時に、一般人の感じ方が分かるようになっていることと同じです。
 最近の新聞記事に「学校の先生に夏休みはある?」と言うのがありましたので参考に見ておきましょう。

 さて、今年の夏もさまざまな事件・事故がありました。
 7月26日に調布飛行場を飛び立った軽飛行機が住宅地に墜落し、29日には昨年3月に行方不明になっていたマレーシア航空機の破片がアフリカ沖で発見されました。
 30日には日本人の平均寿命が男女ともに世界一になったという発表があり、31日は苫小牧沖で大型フェリーの火災事故が発生しています。
 8月1日には終戦を告げた玉音放送の原盤が公開され、8月4日には京浜東北線横浜―桜木町間で架線事故が発生しています(桜木町で架線事故と聞くと、私なんぞは1951年の桜木町事件を思い出したりしますが)。
 8月5日には文科省中央教育審議会で高校の歴史総合の新設必修化や、小学校における外国語活動の教科化・時数増などが提案され、8月12日には中国天津で大規模な爆発事故も起こりました。
 8月14日には戦後70年談話が閣議決定された上に発表され、8月17日にはタイでテロ事件が起こり、8月19日には日本の「こうのとり5号」が打ち上げに成功しています。
 そして8月21日には大阪府寝屋川市で中1の男女が殺害された事件の容疑者が逮捕されています。
 そのいずれも、考えたり考察したりするに値するものです。

 また、このブログは学校の年間暦に合わせて長期休業中は書かないことになっているので、10年以上も続けながら、当然考えるべきことなのにほとんど触れずに来たこともあります。それは例えば広島・長崎の問題であったり、終戦の記念日に考えるべきことであったり、あるいは軽いところでは高校野球についてなどです。

 さらにまた、私事でしかもその節は触れませんでしたが、6月に娘のシーナが男の子を産み(私にとっては初孫)、久しぶりに家に赤ん坊のいる生活が続きました。人が生まれ育つことについて格別の想いもありましたので、それについても何か書き残しておきたい気持ちもあります。

 考えることも文章を書くことも習慣です。習慣ですから続けようとすればいくらでも続けられますが、一度失うとなかなか元に戻りません。
 まだまだ暑い日が続きますが、ウンコラショ!と頑張って、再開したいと思います。