「ファンフォン」

 台風18号が近づいています。大型の、非常に強い台風と言われていますから注意が必要です。天気予報に注意しながら行動したいと思います。

 今回の台風には18号という名前がついています。これは2014年になってから18番目に発生した台風という意味で、例年台風は20個前後が発生しますから、18号はおおよそ秋の台風と目星がつきます。しかし諸外国ではそうなっておらず、たとえばアメリカのハリケーンは予め用意された名簿に従い男女交互の人名がつけられることになっています。かつては女性名だけでしたが現在は男女同権の立場から現在のかたちになり、6年ごとに名簿の1番に戻されるそうです。ただし「カトリーナ」のように甚大な被害を及ぼした名前は名簿から外され、野球の「永久欠番」同様に永久に残されるようです。

 米軍占領期には日本の台風にも女性名がつけられ、災害の年表を見ると「キティ台風」「カスリーン台風」といった記載が見られます。しかし“大荒れ”=女性という発想はアメリカ女性には合っても大和撫子にはふさわしくありません。占領が終わると同時に現在の形になりました。

 もっとも2000年からは台風災害に関する国際機関「台風委員会」が定めた台風名があって、その名簿に従うと今回の18号には「ファンフォン」という可愛い名前がついています。これはラオス語で「動物」という意味だそうです。

 台風委員会の名簿はアジア14カ国が10個ずつ持ち寄った名詞(計140個)から成り立っており、日本からは“テンビン”“コップ”“カジキ”などの星座名が提出されています。甚大な被害の出た台風の名前がはずされるのはハリケーンの場合と同じです。

 台風に関しては数々の疑問がありました。

�@ 台風はなぜ左巻きなのか(北半球ではすべてのものが右に曲がるコリオリの法則が働くというのに)。

�A 台風はなぜいったん西に振れてから東に向かうのか。

�B そもそもなぜ、全体として北に向かって行くのか。

�C なぜ北海道以北で消えてしまうのか。

�D 最近になって、日本上陸直前で急激に勢力を増す台風が増えているような気がするがどうか。

�E そもそもなぜ“台風”なのか。「台」って何だ?

 こうした疑問については昔、けっこう熱心に調べたことがあります。しかし今日は時間が無くなりましたので、また改めてお話しすることにします。