「2カ月余」

 学校を去ってから2か月余となりました。驚いたことに何の未練もこだわりもありません。教員として仕事をやり遂げた達成感というのでも、辞めてせいせいしているのでもなく、とにかく時間が切断されたように“あっちの方”に行ってしまったという感じなのです。

 たしかに、3月31日の夜まで仕事をして翌朝の8時半には次の仕事の辞令交付式に出席し、その日の午後から慣れない仕事に翻弄され続けたのですから感慨にふける時間がなかったのも事実です。しかしそれよりも何よりも、それが私の個性だったということなのかもしれません。

 良いことも悪いことも、楽しいことも苦しいことも、長く尾を引かないのです。精神力というより、感情の記憶力が弱いという感じで、だから教員生活をやってこられました。

 週日を、文章を書くことを考えずに暮らすという日々も9年ぶりです。おかげで日記も滞りがち。ブログ記事を書いて日記を書くという長年定着した日課の、一方だけを残すというのもなかなか大変なことです。

 この間、何かを発言したいという気持ちがなかったわけではありません。特に韓国の海難事故とか、ウクライナやエジプトの動静そしてタイのクーデターにはずいぶんと刺激を受けました。しかし何の挨拶もなくいきなりブログに書くというのも、なんだか唐突のような気がしてそのまま放置しているうちに、時はどんどん過ぎ去ってしまいます。

 また、春ですので畑仕事もけっこう忙しく、それはそれで充実していたのです。

 

 今は半日、家の仕事をして、残りを勤めるリズム感のある日々を送っています。解決不能な問題も少なく、気分的には以前よりずっと健康な毎日です。

 梅雨に入り、外仕事のできない日も増えてくるので、そろそろ気分に任せ、またこのブログを書いて行こうかと思っています。