「10月」

 10月になりました。年度の折り返しです。

 それぞれの学年の後半になりますし、中学校2年生は中学校生活そのものを折り返すことになります。私たち教師も、一つひとつの仕事を整理しながら年度末に向けて粛粛と進めていかなければならないときになります。子どもたちとともに、気を引き締め直したいところです。

 英語での月名Octoberは「8番目の(月)」という意味です。古代ローマ暦は3月を起点としたので「8番目」に当たります。Octは「8」を表す接頭辞。「8度音階」をオクーターブ、「八角形」はオクタゴン、「タコ」はオクトパス、「八人組」や「八重奏」はオクテット、すべて一緒です。8倍、8重はオクタプル (octuple) だそうです。

 10月は「神無月(かんなづき)」と言いますがこれは日本中の神様が島根県出雲大社に集まって人間の幸福について神議を行うためで、したがって神の集まる出雲地方では「神在月(かみありづき)」と言います。

 出雲に行った神様たちは大社の中で寝泊まりするのではありません。何といってもそこは大国主命たちのおわす場所ですから、勝手に入り込むわけにはいかないのです。

 若いころ、私は実際に行って見たのですが、なんと本殿の外に東西二棟、八百万神(やおよろずのかみ)の宿舎が長屋のように続いています。これを十九社(じゅうくしゃ)と言います。こういうものを大真面目につくった古代の人々のセンスというのもなかなか粋なものです。

 日本中の神様が出雲に行ってしまうのかなり危険な気がしますが、そこはそこ、なかなかうまくできているもので田の神は地元に残り、また「留守神」という便利な神様もいるみたいです。

 スポーツの秋らしくさまざまなスポーツ・イベントが行われます。プロ野球のクライマックス・シリーズから日本シリーズ、大リーグのワールド・シリーズ、ジャパン・テニス・オープン、男女日本オープン・ゴルフ、競馬は菊花賞天皇賞

 部活も新人戦が花盛りです。