「恐怖のアルコール・チェッカー①」を書いたのは昨年の6月7日のことです。
アルコール・チェッカーで0.00㎎/ℓなのに妻に匂うと言われた話でした。新しいものを買って測り比べたら新しいものが0.45㎎/ℓのときにも古いものは0.10㎎/ℓ、やはりずいぶん劣化しているものです。古いチェッカーで0.00㎎/ℓでもまったく安心できないことが分かりました。
説明書を見ると「1年間または500回の使用で新しいものと交換」。そこで切りのいいところで、毎年4月に交換しようと考えて今年は3月末に購入しました。ところが・・・。
1滴も飲んでいない状態で0.05㎎/ℓが出たのにはびっくりしましたが(購入したばかりのときにはカラ計測をしなければならないそうです)、その後、飲みながら計測を重ねると、古いものと新しいものとでは全く結果が異なっていたのです。
新しいチェッカーで0.30㎎/ℓまで進んでいるのに古い方はまだゼロです。
さらに飲み進んで新しいのが0.45㎎/ℓを示したところで古い方もようやく0.05㎎/ℓを示します。
もちろん0.05㎎/ℓでも私は運転しませんが、チェッカーが0㎎/ℓで酔いの自覚がなく、急ぐ事情があったら車を走らせています。何しろ0なのですから。
しかしその時、実は新しいチェッカーだと0.30㎎/ℓ、酒気帯び運転でも重い方(0.25以上)の違反点25点なのです(0.15以上0.25未満は13点)。
25点は一発免許取り消し(欠格期間2年)、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金・・・というかそれ以前に懲戒免職です。
買って10か月のチェッカーです。500回も使ったとは思えないのですが(装置の個体差ということもあり得ます)。
いずれにしろチェッカーは新しいものではなくてはいけない、いやそれ以前に、チェッカーを使ってみようと思うような状況(翌日に残りそうな深酒や深夜の飲酒)自体を避けなければならないということです。こう比べる痛いほどわかります。
用心、用心。クワバラ、クワバラ・・・。