あけましておめでとうございます。
【今年の予定】
1月20日 アメリカ合衆国大統領就任式
2月25日 韓国大統領就任式
3月16日 第3回目ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）開催予定（4年に一度）。
4月15日 東京ディズニーランド開園30周年記念
5月10日 オーストラリア北西部・ニューギニア島・ソロモン諸島等で金環日食が観測される予定
7月29日 この日までに第23回参議院議員通常選挙が投開票。
8月10日〜18日 第14回目世界陸上競技選手権大会がロシア・モスクワで開催。
9月7日 アルゼンチンで開かれる第125次IOC総会において2020年夏季オリンピックの開催地が決定
11月3日 北大西洋上、中部アフリカおよび東アフリカで金環皆既日食。
（その他期日未定のもの）
911テロ事件で崩壊したニューヨーク世界貿易センタービル跡地に高さ約541mの「1 ワールドトレードセンター」（1 WTC）が完成の予定。
だそうです。昨年の、やれ「うるう年」だ、金環日食だ、オリンピックだ、大統領選だ・・・と比べると、何となく地味な年かな、という気もします。
巳年の「巳」（み、し）という字は胎児の形を表した象形文字で、「起こる、始まる、定まる」などの意味があるそうです。
また、「巳」は十二支ではヘビで象徴されますが、ヘビは脱皮を繰り返すところから「死と再生・復活」を連想させ、長い期間餌を食べなくても生きられるため「神の使い」として全国各地で信仰の対象となっています。
谷や低地を司る谷神（やとのかみ）、雨を呼ぶ天候神、また穀物に手を出さず逆に穀物を狙う小動物を餌としたことから米蔵の守り神＝豊穣神としても信仰されました。祭祀の「祀」の字に「巳」が含まれているのは、「ヘビ」が代表的な自然神だったからと言います。
さらにヘビは蓄財の神とされ、そのためヘビの抜け殻を財布に入れてお守りにする風習は今も残っています。
ヘビはまた、ことわざや慣用句にもしばしば登場します。
「蛇腹」「蛇の目」「蛇行」「蛇足」「長蛇の列」「藪蛇」「蛇蠍（だかつ）」
「蛇の道は蛇」「ヘビに睨まれたカエル」「蛇の生殺し」「竜頭蛇尾」
私は以前、登山学習の先頭を歩いていて奇妙な生き物に会ったことがあります。
基本的にはヘビにそっくりなのですが、尾の反対側に二本の足が出ている不思議な生き物です。はじめそれは胴体のまえ半分がちぎれた、尾のやたらと長いトカゲかと思ったのですが、ビビッて躊躇していると時の校長先生が後ろからやってきて、「おやおや」と言いながら落ちていた枯枝を拾い、それに不気味な生き物を絡めて遠くへ投げ飛ばしました。
空中で“怪物”がヘビとカエルに分離するのを見ながら、ようやくヘビがカエルを捕食している最中だったことを知りました。
「ヘビに睨まれたカエル」は、本当にショックで動けなくなってしまい、唯々諾々と食べられてしまうみたいです。
