カイト・カフェ

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「マグネット・タック・ピース」~仕事に役立つ文房具①

 最近はそうでもないのですが、若いころは相当な文房具・事務機マニアで、けっこうな散財をしたものです。

 最初の赴任校は60人近い教職員のいる大校でしたが、コンピュータを持っていたのは私一人でした。ワープロ専用機の導入も最も早かったのですが、早すぎて20字×2行という、今では信じられないほど小さな液晶画面を相手に、頭の中のレイアウトはグチャグチャでした。

 手に入れたもので最も良く使えたのはやはりコンピュータと、そしてコピー機です。20年前に大型のコピー機を持っているのも私一人でしたが、おかげで夜遅くまで学校にいることが少なくなりました。

 逆に買ってバカを見たのが紙の大型裁断機で、中古で手に入れけっこう高い金をかけて刃を研いだのに、ほとんど使わずに捨てることになってしまいました。どうしてあれほど情熱的に欲しかったか分からなくなるようなものでした。

 さて、今日紹介するのは、「マグネット・タック・ピース」というものです。

 どこの教室でも黒板にはマグネット・クリップがあって、必要な紙を挟んでは掲示しています。ちょとがんばる授業ではゴム磁石を小さく切って両面テープで裏に張り付けていたのですが、ある日100円ショップで、最初から小さなコマに切られたゴム磁石があるのを知りました。おまけに裏面はシール糊がついたものです。

 75個入りと35個入りの2種類ですが、前者だと1個1・3円、後者でも2・9円にしかなりません。ゴム磁石を切って両面テープで張ることを考えると極めて安価で、使い捨ても苦になりません。

 私は時間割や校務分掌表をラミネート加工した上で裏につけ、机の横に張り付けたりしています。これだと必要な時にすぐに取り出し、またしまっておくことができます。いずれも机の中にしまってはなかなか出しにくいものです。

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