卒業式の日に

 

 一昨日、新聞に載った卒業式の練習風景の写真を見て、滝先生が「ホラ、見てください、頭がみんな揃ってるでしょ。すごいですよね。こんな学校初めてだ」と感激しておられました。見ると確かに、ツムジがすべて揃っています。低学年の子たちなのに、全員がすっと顔を上げている証拠です。

 昨日の練習ではそこで、私は不躾けにも指揮する佐野先生の前まで行って、正面から子どもたちを見て、写真をバチバチ撮ってきました。そこには佐野先生がおっしゃったような、怖いほど見つめる子どもたちの目が写っています。

 田沢前校長先生は「日本一の学校に」ということをよくおっしゃいました。しかしそれは「金メダル3個を含む全10個」とか、サッカー「ワールドカップ4強」とか言うのと同じで、本気で追求すべきものとは何かが違っていますし、実際そのためにがんばってきたわけでもありません。

 しかし、もしかしたら、私たちはいつの間にか「日本一の学校」をつくりあげてしまったのかもしれません。学校生活のどの場面を見ても、少なくとも500人規模の学校で、これだけのことのできる学校はそう多くないはずです。そんなふうに思いました。

 先生方、ご苦労様でした。

 6年生の先生方、おめでとうございます。