カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「ゴーギャンダム!」~ゴーギャンとガンダムを観てきた。

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   東京近代美術館に「ゴーギャン展」を見に行ったついでに、お台場まで足を伸ばしてガンダムを見てきました。

 男の子の世界では1970年代の「宇宙戦艦ヤマト」、80年代が「ガンダム」、90年代は「新世紀エヴァンゲリオン」と相場が決まっています。私は自身が「ヤマト派」で、息子はリバイバルの「エヴァ派」なのでガンダムは穴になっている部分です。
 お台場のガンダムは納得できる大きさで、ちょっと気分がよかったです(しかしウィークデイだというのに、何という人出の多さ!)

 主人公のアムロ・レイは、それまでのアニメにはなかった「悩む少年」で、そのことがアニメファンを大人世代に広げるひとつの要因となったと言われています。しかし「エヴァ」の碇シンジ君となると屈折も行きついた感じになって、戦士としては極めて扱いにくい少年に設定されています。

 この夏はちゃっかり『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』も観に行ってきました。素直に楽しめばいいものを、シンジ君にどう語りかけたら現実を受け入れるようになるのかと、そんなこと思いながら鑑賞するのは、骨の髄まで教師なんだなと自嘲的な思いになりました。

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