6月15日

 今日、6月15日は小林一茶の誕生日です(宝暦13年:1763)。

 一茶の句で好きなものに

 ちんば鶏 たまたま出れば 時雨けり

があります。

「ちんば」というのは片足の不自由な人(または状態)のことであり、たぶん差別用語なのでこの句自体が探しにくくなっています。

「片足の不自由な鶏がたまたま頑張って外に出ようとしたら、あいにくなことに時雨(しぐれ)が降ってきてしまった」

 ガッカリしてまた鶏小屋に戻っていく様子が目に浮かぶようです。

 教室で、めったに発言しない子が突然挙手をして、教師を緊張させる事があります。その瞬間をうまく扱わないと、もう二度と発言してくれないかもしれないと思わせる瞬間です。こちらも緊張しますが、むこうはもっと緊張しているのかもしれません。

 がっくりと心の小屋に戻って行かぬよう注意深く扱いたいものですし、もしうまく行かなくてもまた頑張れるよう、授業のあとでもう一度声をかけてあげたいですね。