カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「懇談会」~まなじりを決してやるようなことではないですよ

 懇談会が始まっていますが、休憩時間にちょっとある部屋をのぞいたら、かなり険しい雰囲気がぴりぴりと感じられ、少しビビリました。

 就職試験の面接ではないのですから、何もあんなふうに、正面に見合って「勝負!」という雰囲気にしなくてもいいと思うのですがいかがでしょう。

 保護者は叱られに来ているわけではないのですから、互いに多少は相好を崩し、気楽な雰囲気で話すことはできないものかと、そんなふうにも思います。

 そのためには、机2台を挟んで至近距離で向かい合うなどという、「椿三十郎」のエンディングみたいなことはやめて、少し距離を置き、雰囲気を柔らかにしてみるのもいいのかもしれません。

 普通、息の詰まるような対話を避けるときは、互いに視線を逃がせるような位置に座ります。たとえば机2〜3台をLの字型に並べるとか、3台で正三角形を作ってその二辺に座って話をするとかいった工夫です。これだと資料を見るときも、失礼のない範囲で肩を寄せ合う形にありますから、お互いぐっと親しくなれます。

 あまり肩肘張らず、ゆったりとやりましょう。(そこまでやることはないのですが)世の中にはお茶まで出して、一緒に飲みながら懇談をしている教師だっているのですから。