子どもを守る


 札幌で8年間母親に軟禁されていた女性が発見され、学校が不登校として処理していたとして非難されています。

 小学校3年生から登校日数が減り、4、5年の登校日数は50日前後、6年で1日、中学も1年の時に2日間登校しただけで2年時からは全く登校しなくなったという経過は典型的な不登校児のパターンで、「小中学校の担任教諭が月数回の割合で自宅訪問したというが、母親に断られて様子を確認することはできなかった」という事実とあわせると、これを保護者による軟禁と捉えることは不可能だったように思います。

 しかしだからと言って、学校は無関係、責任はないとは私も思わないのです。

 現代の日本にあって、組織的に教育をできるのは学校を置いて他にありません。諸外国のように、キリスト教会やイスラム指導者、あるいは社会主義国における「党」といったものが教育の一端を担ってくれるわけでもありません。そうである以上、日本の学校は、子どものすべての面に手を伸ばし、その教育に責任を持たねばならないのかも知れません。

 今私が考えていることの一つは、

親の手から子どもをどう守るか

という問題です。

 昨日、そういうことを本気で思わされるようなことがありました。