他宗派の人々


『3種類の日本教―日本人が気づいていない自分の属性 』(講談社+α新書 393-1C) (単行本) 島田 裕巳 (著)

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』 (光文社新書) (新書) 山田 真哉 (著)

の2冊を平行して読んでいます。

 私たち以外の世界の人々、特に自営業の人たちの生活と理念について知りたいと思ったからです。前者は日本人を教員公務員系、サラリーマン系、自営系の三種に分けて考察したものであり、後者は商売の不思議を科学的に解き明かしたものです。

 私は三代続いたサラリーマンの、しかも二代目の公務員ですから、自営の世界がまったく分かりません。

 例えば、数少ない(教員以外の)知り合いにひとりのガラス屋さんがいて、一日中小さな店で高価なガラス製品を売っているのですが、いつ行っても客のいる様子がなく、日長のんびりと暮らしているのです。私は、なぜ彼が生活して行けるのかわかりません。

 またサラリーマンの友人と、酒の席で給食費未納の話をした際、私が「どうせ払うものなら月々きちんと払えばいいのに」と言ったら「お前、バカか? どうせ払うものだから払わないんだろ。自分の口座に入れておけば利子だってつくんだから・・・」と言われたことがあります。なるほどと思うと同時に、私にはまったくない発想に驚いたものです。

 私たちが相手にしている保護者は、ほとんどが私たちと異なる世界で、異なる理念のもとに暮らしています。同じ日本人だと油断していると、痛い目に会います。かといって異星人と付き合っているわけでもありません。

 さて、今日は自由参観日・地域交流教室です。他愛ない話でもしながら、相手の理念や感じ方を注意深く観察してみるのもいいかもしれません。