乾杯


 昨日はご苦労様でした。私も半分ほど先導役を勤めさせていただきましたが、児童たちの姿勢、聞く態度、挙手の時の天をつく勢い、どのクラスも本当にすばらしい授業の様子でした。

 「あいさつ、靴の整理、清掃、授業にしっかりと参加すること、『はい』と言って手をまっすぐに挙手できること、呼ばれたらまた『はい』と言って席を立ち、その場にふさわしい大きさの声で発言できること、そえらは言ってみれば当たり前のことですが、その当たり前のことができるのが学校の力、学校力です」と教育長監が言われたとき、私は、教職員みんなで取り組んできたことがやっと認められたような気がして、心の中で快哉を叫びました。

 舞台の楽日にみんなで乾杯!とか、プロ野球のリーグ優勝でビールを掛け合いながら乾杯! とかいった気分です。お互い、良くがんばりました。

 しかしそうなると、次の一手が問題になります。一応の形ができたところで、さて、次に何をめざし、どうしていけばよいか、それは今までよりずっと難しい課題です。

 たとえば学力についても、落ち着いた学校と若干の試験対策があれば、全国学力学習状況調査で平均を越えるなどさほど困難ではありません。また、あのテストで跳び抜けて高い点数をめざすことに、さほど意味があるとは思えません。どんな学力をどのようにつけていくかは、私たち自身が児童とともに考えていかなくてはならないことです。

 さて、昨日は、児童たちにも「がんばろう!」と励ました先生も多かったと思います。大いに誉めて、こうしたことがこれから定着していくよう、がんばらせましょう。