同じ漢字なのに日中で意味の違う言葉について、職員室で話題になりました。
普通、「手紙=トイレットペーパー」、「愛人=最愛の人(普通は妻や夫)」「麻雀=スズメ」などは定番です。
「愛人」の周辺にはさらにややこしい言葉があって、「娘=母親」「老婆=妻」ですから、「私の愛人である老婆の娘は、すでにずいぶん年老いている」といった文章も可能になります(私の最愛の妻の母親は、すでにずいぶん年老いている)。
「湯」はスープのこと、「飯店=ホテル」「自動車=汽車」「老師=先生」「野菜=山菜」「大家=みなさん」。
「大丈夫」はハンサムな男だそうです。「あなた大丈夫ですか?」→「ハイ、大丈夫!」。
「美人」は日本と同じ意味ですが、しばしば「美国人(アメリカ人)」の意味でも用いられるようです。
以前にも書きましたが「勉強」は「無理に〜させる」という意味で、現在でもテレビに出てくる八百屋さんや魚屋さんは「勉強します(=無理を聞きます、サービスするよ)」の意味で使います。この言葉が日本に入った1600年くらい以前も、学習は「無理にさせられる」ものだったのですね。だから「学習」と「勉強」は混同されたののでしょう。
しかし子どもたちよ、学習は大切だ! 勉強しないさい! 加油!(ガンバレ!)