カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「コンピュータの治(直)しかた」~叩く・揉む・水で洗う・凍らせる・・・

 先日、ある会合で、他校の先生が持ち込みのコンピュータを使おうとしたところ、うまく動かずに困ることがありました。CD−ROMを差し込んでもCDドライブのアイコンがないので動かせないのです。私も呼ばれてあれこれやってみましたが、どうしても動きません。結局、別のコンピュータを借りて対応しましたが、今度はスライドショーができないとかで、大変でした。

 その話を持ち帰って山中先生にしたところ軽く一言、
「あ、それ叩けばいいんです。きっと持ち運びのときに何かの理由で接触が悪くなってるんですから」

 私はガッカリしました。デスク・トップ派ですから事故があればまず最初にケーブルがきちんとついているかどうか見るという癖はついているのに、ノート・パソコンの接触不良についてはまるで思いが至らなかったのです。文字通り「一発で」(殴って)直してカッコウの良いところを見せられたのに、機会を逸しました。

 あまり悔しかったので別の場所でそれを話題にしたところ、
「『揉みしだく』というヤツもありますよ」という話が出ました。
 液晶のバックライトがつかない場合は、モニターの左右を持ってゆっくりと揉みしだくと直るのだそうです。
「私、それで2台直して、今も動いています」

 そう言えば私も、「キーボードの水洗い」というワザを持っています。
 これは砂糖入りのコーヒーをこぼした時など、まず十分に水洗いをしてコーヒーを流し、その後ドライヤーにかけると直る、というワザです(ノートではやったことがありません)。マウスもこれで直ります。
 ついでに言えば携帯電話もこれで直せる場合があり、私はこの方法で2回、データを救いました(心配なので、機械自体は変えましたが)。

 その話をまた山中先生に持ち込んだところ、
「フリーズ・ドライという手があります。冷凍庫の中で水分を飛ばします」
 なるほど、それも理屈です。

 コンピュータは生き物です。
 どうせ修理に出せば安くはすみません。ダメ元でいろいろやってみるのが良さそうです。
(ちなみに、最初のコンピュータ、学校に持ち帰ったら直っていたそうです。その先生は『やっぱり、おウチがいいみたい』と言っておられました。やはりコンピュータは生き物です)