メートル法公布記念日


 今日、4月11日は「メートル法公布記念日」だそうです。1891年(明治24)のこの日に「改正度量衡法」が公布され、メートル法を使用することが定められました。

 メートル法の開発というのはフランス革命の一環で、王政時代の古い単位も捨ててしまおうという考え方に端を発しています。万民が納得する単位の制定となると自然に依拠するしかなく、結局、北極から赤道までの子午線の1万分の1ということで落ち着きました。1000分の1でもいいのですが、コレだと物差しが長すぎて使えません。

 国際単位系(SI)で、k(キロ)は千倍を、m(ミリ)は千分の一を表す接頭語なので、それぞれkm、mmという単位が生まれます。さらに1m以下の長さは日常的に使うものですから、mとmmの間に単位がないと何かと不便です。したがって100分の1を表すc(センチ)が使われcmとなります。

 

 はじめに、「1mは北極から赤道までの子午線の1万分の1」言いました。逆に言えば北極から赤道までの距離は1万kmです。ですから地球の縦方向の円周はちょうど4万km。また、地球は激しく回転する球体ですから、遠心力で赤道付近が膨らむミカン型をしています。したがって赤道の長さは4万kmよりやや長くなります。この「地球の周囲は4万km」ということは、覚えておくと意外に便利なときがあります。