「FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2007」の3位決定戦で、浦和ダイヤモンド・レッズが勝利し、世界第3位のクラブチームになりました。サッカーの「サ」の字も分からない人間でも、何となく気分のいいものです。
さて、
「ダイヤモンド・レッズ」はダイヤモンドの輝きと結束、チームカラーの赤ということで名前が決まったそうですが、そのほかのチームとなると、けっこうわけの分からないものがあります。
例えば「コンサドーレ札幌」。これは「道産子(どさんこ)」を逆さに読んだ上、イタリア語っぽく「レ」をつけたという、なんとも取ってつけたような名前です。
「京都サンガF.C.」の「サンガ」というのはサンスクリット語で「仲間・群れ」。本来は仏教徒集団を意味したものです。古都・京都とのつながりの深い言葉として選ばれたようです。
「ザスパ草津」は「The SPA 草津」。単純に訳せば「草津温泉」という味も素っ気もない名前。
七夕で有名な仙台は織姫「ベガ」と彦星「アルタイル」を一緒にして「ベガルタ仙台」。
フランス語の「VENT(風)」と「FORET(林)」を組み合わせたのは「ヴァンフォーレ甲府」です。さすが信玄のお膝元ですが、「火・山」はどこかへおいてきたみたいです。
毛利元就は三本の矢で有名です。そこで日本語の「三」とイタリア語の「フレッチェ(矢)」を組み合わせたのが「サンフレッチェ広島」。サンが「三」だというのがミソです。
チーム名・企業名など、名前の由来を調べたらきりがありません。