カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「暑いですね」~3コンセットのない学校で、子どもがいつまで耐えられるのか

 長く暑い一週間がようやく終わります。さすがに昨晩は家に帰るとバタン・キュー(←これも死語かな?)で、今朝も起きられませんでした。

 今週は主として電力需給の関係から「クールビズを徹底し、室温を28度程度に上げて・・・」などというふざけた話が繰り返し伝えられ、エアコンのない職場に勤務している人間の神経を逆なでしました(思わず熱くなりました。気温35℃、体感気温39℃、脳内気温80℃です)。

 それでも児童生徒のいない間は風通しも良く、過ごしやすいのですが、来週からは37℃近い熱源を30あまりも抱えた教室で過ごすわけですから大変です。明日もいろいろあるとはいえ、とりあえず一休みし、体調を整えるようにしましょう。

 ところで、かつて「教師はサービス業だ」といった言葉が流行し、児童生徒・保護者を商店の顧客のように扱えといった話がありましたが、その割には世間は冷たく、冷房も入れなければカキ氷のサービスもありませんでした。

 昨日の「雨にもあてず・・・」ではありませんが、今や子どもはパソコン・エアコン・マザコンの「サンコン・セット」の中でぬくぬくと日々を送っているのです。それが暑く厳しい学校に来させられるのですから楽ではありません。

 今はそれで当たり前のように思っていますが、そのうち「(親が)税金を払っているのにこんなに苦しい思いをさせられるのは変だ!」と言い出すかもしれませんね。
 そしたら教室にも冷房が入ります。ハハ。