カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「懐かしい時代」~バカを言って授業を盛り上げていた日々

  1. 昔、ヨーロッパから見るとウラル山脈の向こう側は未開の地、未知の大地でした。そこをロシアと言います。ロシアの東はずれがどこなのか、たいていの人は知りません。
     この巨大大陸は、ユーロとロシアから成り立っていましたから、ユーロ・ロシア。そこからユーラシア大陸ゆうらしいや

  2. 南アメリカ大陸にある巨大山脈、何です?
      (答え:アンデス
     お饅頭の中身は?
      (答え:アンデス
     アイデアを日本語に直すと?  
      (答え:アンデス

  3. イギリス国会議事堂の巨大時計はビッグベンという言う愛称で親しまれていますが、普通、「ビッグベン」は日本語に訳しませんよねえ。

  4. シーザーという人は非常に傲慢冷酷な人で、一緒にコーヒーを飲むときも、他人が飲むコーヒーブランドも勝手に決めてしまったらしい。  有名な言葉が残っています。
     「ブルータス、お前、モカ!」

  5. 桜田門外の変、殺されたのは井伊直弼 。殺したのは?
      (答え:悪い直弼 ×)

 昔は授業中、時折こんなバカ話を挟んでは子どもたちの気分転換をし、私自身も気分を変えて続きをしたものですが、今はそういうこともなくなりました。
  「教師は授業本来の面白さで生徒をひきつけるものだ」 という、まったくごもっともな正義によって、こうしたおふざけは厳しく排されるようになったからです。
 しかし、近代教育だけで数えても130年もやってきて、ほとんどの子どもにとってさっぱり楽しくなかった勉強が、いまさら急に面白くなるはずもなく、学校は本当に居心地の悪いものになってきました。
 つまらないですね。