カイト・カフェ

毎朝、苦みのあるコーヒーを・・・

「梅雨」~なぜウメなのか?

 雨です。
 梅の花のシーズンでもないのになぜ梅雨というのか、しょっちゅう気になりながら調べたことがありませんでした。そこで、今日、その気になって調べると・・・
 この時期は湿度が高く黴(カビ)が生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、これが同じ音の「梅雨」に転じたという説や、この時期は梅の実が熟す頃であることからという説、“毎”日のように雨が降るから「梅」という字が当てられたという説がある
ということでした。あまり納得できる話でもありません。

 梅雨の雨は、旧暦で五月にあたることから五月雨(さみだれ)とも言います。「五月雨式」とは、梅雨時の雨のように、物事が長くだらだらと続くこと。同様に、梅雨の晴れ間のことを五月晴れ(さつきばれ)といいますが、現在は新暦5月初旬の、よく晴れた天候を指すことの方が多いようです。

 五月雨の降る頃の夜の闇のことを五月闇(さつきやみ)といいます。昼間ならどんより曇った薄暗さ、夜なら舞ったなく何も見えねいような暗さのことを言うのだそうです。